2023/04/21 21:13

こんばんは、直希です。


この記事では、僕が人生全てをかけてやろうとしている趣味「地域密着型写真展」について書いています。
この地域密着型写真展並びに写真活動の大元のコンセプト『I was here.』については、下の別記事で書いているので、是非そちらもご覧ください。

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  目次
 1. 地域密着型写真展とは
 2. なぜやるのか
 3. 何を伝えるのか
 4. お願い
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1. 地域密着型写真展とは

さて、「地域密着型写真展」は僕が勝手に名付けた写真展の形態です。
今までの写真から選んで展示するでも、旅行先の写真を展示するでもなく、
半年〜1年間、ある土地に住み、その土地で食事をして、生活して、寝て、その土地の人たちと交流して、その土地でかかわった人たちの写真を撮り、その土地の人たちに向けて写真を展示するという、旅行者ではなくその土地の "生活者" として個展を開きます。
その地域密着型写真展を47都道府県で開催することが、僕の今の時点での、夢です。
1回目の地域密着型写真展は愛媛県松山市で開催し、
2回目の地域密着型写真展は東京都恵比寿で開催しました。
3回目の地域密着型写真展は、鹿児島県で開催予定です。

今僕は25歳で、残り45都道府県が残っています。
何のアクシデントも格別に喜ばしい大イベントもなく淡々と1年ずつ地域密着型写真展を進めていったとしても、夢が叶うのは僕が70歳の時なので少し焦っています。笑
ただ、そんなときに思い出す言葉がいくつかあります。
その言葉は小説風日記の至る所にありますので、見つけてみてください。(記事末にリンクあります)

また、現地に来れなかった方にも展示で使用した写真と文章を見て頂きたいので、展示作品は地域密着型写真展の公式アカウントで公開しております。ぜひご覧ください。


2. なぜやるのか

今のところ、地域密着型写真展が『I was here.』を表現する最適な手段だと思っているからです。
あとはシンプルに、知らない土地で生活し、その土地の人とかかわることが楽しいから。
きっかけは愛媛県松山市で開催した、最初の地域密着型写真展「生活する記憶」です。

松山で開催したとき大学4年生だった僕は、まだコンセプトを確立していませんでした。
ただただインスタに流れてくる写真(どの写真にもその背景には撮影者の色んな思いがあるはずなのに、それが見えにくい仕様)に共感できず、写真を実物として展示したいと思ったことが始まりです。
さらに、僕は無名かつ世界観を持ち合わせていないので、どうにかして見る人と展示作品の心の距離が近い写真展を開きたいと思い、地域密着型写真展という形にしました。
そして実際に松山で開催してみて、僕とかかわった人同士(彼らが元々知り合いでなくても)が写真展で知り合い、僕が松山を離れた後も彼らの関係性は続いているということが嬉しくて、今後もこの趣味は続けていこうと思うようになりました。

その後就職と同時に上京した僕は、ある人に出会い、かかわっていく中で、『I was here.』に気付きました。それが僕の写真活動自体のコンセプトになり、地域密着型写真展の「一時的な期間にたまたま出会った人たちとの出来事を展示する」点と、『I was here.』が重なり、今ではそれを実感 / 表現するために写真展を開いています。

このように僕にとっての地域密着型写真展は、初めは、僕が出会った人同士の関係性の持続への幸福感が目的でしたが、今では『I was here.』を表現するための場となっています。
ただ、今は写真ですが、もし『I was here.』を表現する最適な手段が絵であれば僕は絵をやるし、音楽であれば音楽を作るし、書道であれば書道をやるつもりです。(できるかどうかは一旦置いといて)


3. 何を伝えるのか

僕がこの地域密着型写真展で伝えたいことは結局、あなたの人生を愛して、ということです。
【1. コンセプト『I was here.』とは】でも書いたように、長い歴史時間の中で僕らが出会えてることは必然でありながら奇跡だと思っています。
よく「あなたと出会えた確率は78億分の1」とか言いますが、多分そんなもんじゃない。
人類誕生の歴史から何人の人間が存在していたかはわかりませんが、700万年の歴史の中の2023年に、たまたま、僕らは存在しています。
その中のとある一日に出会って、話して、食事して、飲んで、寝て、起きて、遊んで、共感して、反発して、喧嘩して、泣いて、笑って、理解し合って、恋して、愛して、苦しんで、喜んで、嫉妬して、進んで、止まって、考えて、生きています。

その、当たり前のように享受している奇跡の日常を、ちゃんと奇跡だと実感してほしい。
生きている中で出会った大切な人たち、生きていく中で出会う大切な人たちを忘れないでほしい。
僕が展示している写真と文章は超個人的なものではありますが、僕の作品を通して、あなたが大切な人たちを思い出して、追体験して、自身の人生を愛して頂けると嬉しいです。


4. お願い

僕にとって地域密着型写真展は、生活であり、夢であり、人生です。
そしてより多くの人に気づいてほしいし、知ってほしいし、感じてほしい。伝わってほしい。
もっと言うと、僕の活動のどこかと接点を持っていただけると、最高です。
今後も長く続けていくことになりますので、ぜひ皆様のフォロー・応援をお願いいたします。

また、次の地域密着型写真展は鹿児島で開催します。
鹿児島には知り合いがおらず(妹だけ)、人間関係を1から築いていかなければなりません。
もし鹿児島に「こんな人いるよ!」とか「この店行ってみてほしい!」とか「これは見に行くべき」みたいなものをご存知でしたら、インスタのDMで教えてほしいです!


ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
ぜひいつかお会いしましょう!